張本智が決勝進出 照明トラブル試合中断も余裕の笑み「BUNTAIの明るいところが見えて良かった」

 「卓球・WTTチャンピオンズ」(11日、横浜BUNTAI)

 男子シングルス準決勝が行われた。昨夏のパリ五輪代表で世界ランク4位の張本智和(トヨタ自動車)は、同31位のカナック・ジャ(米国)に

4-1で勝利し、決勝進出を決めた。

 序盤から11-5で勝ち切ると、そこから3ゲーム連取。キレのあるバックハンドで常に優位に立ち、何度もラリーを制した。第1ゲーム終了後には照明が落ち、その後に場内が明るくなるなど電源復旧のアクシデントで試合が一時中断となったが、「どんなことでも起こる。横浜BUNTAIの明るいところが見えて良かった」と余裕も表情。第5ゲームも11-8で競り勝って3年前に敗れた相手に勝利し、「粘り強いプレーに対して粘り強く打ち勝てた」とうなずいた。

 決勝は世界王者の王楚欽(中国)-パリ五輪銀メダルのトルルス・モーレゴード(スウェーデン)の勝者と対戦する。どちらも前回対戦で敗れている強敵だ。張本智は「2位だと(24年11月のWTTファイナルズ)福岡と同じ。どちらも格上なので、捨て身ではなくチャレンジャーの気持ちで頑張りたい」と意気込んだ。

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