柔道 橋本壮市まだ現役!次戦未定も練習再開「終わり方は考えて悔いのないように」
柔道男子で、昨夏のパリ五輪73キロ級銅メダルの橋本壮市(パーク24)が3日、都内の日本武道館で行われた全日本少年少女武道錬成大会に講師として参加し、子どもたちに“橋本スペシャル”こと袖釣り込み腰を披露した。自身も幼少期は同大会に出場しており、感慨深げ。「懐かしい気持ちになった。子どもたちの顔つきとか柔道に対する姿勢が積極的ですごくよかった」と穏やかな表情で振り返った。
パリ五輪以降、国内含めて主要大会への出場はないものの、稽古は再開。今月で34歳を迎え、次戦や目標は慎重に定めていく。「年齢的な問題もありますし、終わり方は考えてやっていきたい。自分自身で悔いのないように終わりたい、というところがモチベーション」と語った。
同じく講師として参加した男子90キロ級の田嶋剛希(パーク24)も取材に応じた。世界選手権は、パリ五輪銀メダルの村尾三四郎(JESエレベーター)と決勝で日本人対決を繰り広げ、銀メダル。28年ロサンゼルス五輪での代表争いを見据え、今オフは軸となる背負い投げを見つめ直しているという。「きつい練習するというより、練り直している感じ。逆回転や接近戦に頼ってしまっている部分がある。全部の課題をクリアできれば最強になれる」と明かした。





