リーグワン静岡が声明 長谷川慎コーチのXが乗っ取り被害「事実と異なる情報が発信されました」「対策、措置を検討」

 リーグワン静岡は2日、アシスタントコーチを務めるラグビー元日本代表の長谷川慎氏(53)の公式Xが乗っ取られたことを発表。「本日午前、当クラブ所属の長谷川慎アシスタントコーチのXアカウントが乗っ取られ、事実と異なる情報が発信されました」と記し「今後、本人及びクラブにて協議した上で本件に関する対策、措置を検討してまいります」と説明した。

 乗っ取られたアカウントから同日正午前後にポストされた投稿では「アルツハイマーが進行し、医師からはあと数カ月と告げられました」「子どもたちに何か残したくて、最後のプロジェクトを始めます。これは僕の『さよなら』であり、人生最後の挑戦です」「人生はずっと厳しかった。スポーツで注目された時も、裏では孤独と戦ってた。今は毎日が怖い。記憶が崩れていく。でも、ただ終わるのは嫌だった。何かを、この世界に、残したい」などと綴られていた。

 長谷川氏は東山高、中大を経て、サントリーに入社。97年には日本代表デビューを飾った。03年W杯では4試合すべてに出場。07年に現役引退し、コーチに転身。日本開催の19年W杯では日本代表のスクラムコーチとして、8強入りを支えた。23年大会でもアシスタントコーチを務めた。現在はリーグワン、静岡のアシスタントコーチを務めている。

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