琴勝峰 「結果が出なくて落ち込んでもしょうがない」 弟・琴栄峰の存在は刺激に 【一問一答】

 大相撲名古屋場所で幕内初優勝を果たした東前頭15枚目の琴勝峰(25)=佐渡ケ嶽=が千秋楽から一夜明けた28日、名古屋市内の部屋宿舎で一夜明け会見を開いた。幕内下位から快進撃の13勝を挙げた場所を振り返り、15日間の心境や優勝の感想などを語った。また、普段の物静かな表情、振る舞いとは異なった意外な一面も自身の口から明らかにした。以下、琴勝峰との一問一答。

  ◇  ◇

 -入門から7年半。ここまでを振り返って。

 「一度(十両に)落ちてからは振るわなかった時の方が多かったように思う。一回こけてからは勝ち上がるビジョンが浮かばない時もあった。何度か十両優勝もあったし、そういう部分で気持ちが上がるきっかけもあったし、結果が出なくても落ち込んでもしょうがないというのは、そこで少しずつ学べた」

 -弟の幕内琴栄峰の存在は刺激になるか。

 「それはそうですね。自分は自分というふうにやっているけど、絶対に刺激になっている部分はある」

 -今場所の兄弟間でのやりとりは。

 「全然。お互い自分のことで精いっぱいなので」

 -父・学さんへの感謝は。

 「ここまで体が大きくなったのは父の子育ての方針。そういう部分では感謝しかない」

 -(千葉県柏市内の)実家の居酒屋「達磨」のお気に入りメニューは。

 「なめろうが好き。カンパチとか違う魚でもおいしい。(実家に帰れば)作ってもらったりする」

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