レスリング・小原日登美さんが死去 44歳 12年ロンドン五輪金メダリスト 一度引退も減量乗り越え31歳で金メダル獲得 2児の母、今年から全日本コーチ就任も
レスリング女子で12年ロンドン五輪女子48キロ級金メダリストの小原日登美さんが18日に死去したことが19日、分かった。44歳だった。
小原さんはアテネ五輪、北京五輪と55キロ級の代表選考で敗れ、一度は現役引退したが、2010年に復帰。減量を乗り越えて、女子48キロで悲願の五輪出場を果たし、31歳で金メダルを獲得した。世界選手権は計8度の優勝を誇る。ロンドン五輪を最後に現役を引退。近年は自衛隊で後進の指導に当たり、21年には日本レスリング協会の理事に就任。今年1月には五輪4連覇の伊調馨さんとともに、全日本女子チームの新スタッフに加わっていた。
青森県八戸市出身。10年に元レスリング選手と結婚。2児の母でもあった。




