横綱豊昇龍が休場、3日連続で金星を配給1勝3敗
「大相撲名古屋場所・5日目」(17日、IGアリーナ)
大相撲の横綱豊昇龍(26)=立浪=が休場した。今場所は1勝3敗。2日目から若元春、安青錦、阿炎と3日連続で金星を配給していた。豊昇龍の休場は新横綱場所だった今年春場所以来。
初日に苦手の高安を下したが、2日目に得意の若元春に敗れ暗転。4日目の取組後は八角理事長(元横綱北勝海)は「若元春に負けた一番が大きい。勝てる相手に負けて、流れが悪くなっている。動きで勝つ人は、調子が上がるまでが難しい」と指摘。「気持ちしかない。いいときは気持ちが強いけど、悪い時にね」と奮起を促していた。
場所前に伊勢ケ浜部屋に出稽古した際、左足親指を負傷した豊昇龍。取組前に師匠の立浪親方(元小結旭豊)は「痛めていたけど、大丈夫って言ってました。(治療は)昨日も行った」と不安を認めていた。
5日目の相手、平幕の王鵬は不戦勝となる。4日連続で金星を配給すれば、1931年宮城山以来94年ぶりの不名誉記録となっていた。





