融合の象徴、シンプルに ミラノ冬季五輪・パラのメダル

 来年のミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの組織委員会は15日、大会で選手に授与するメダルのデザインを発表し、半円を二つ合わせた形のシンプルなものとなった。選手と支える人々との融合を象徴しており、中央に五輪マークやパラのシンボルマーク「スリーアギトス」を配置した。裏側には大会エンブレムや競技名が施されている。

 組織委によると、直径8センチ、厚さ1センチで、金メダルは約500グラム。担当者は「勝利は決して孤独な瞬間ではなく、集団の力、支援、団結によって築かれるという理念を反映させている」と説明した。五輪は来年2月6日、パラは3月6日に開幕する。

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