パラ競泳、木下あいらが闘病 難病の再生不良性貧血

 パラ競泳日本代表の谷口裕美子コーチは13日、昨年のパリ・パラリンピック女子200メートル個人メドレー(知的障害)銅メダリストの木下あいら選手(18)が、白血球や赤血球、血小板が減少する難病の再生不良性貧血で投薬治療を受けていることを明らかにした。経過を見て、骨髄移植の必要性について判断する見通しだという。横浜市で行われた競技会で報道陣に説明した。

 谷口コーチによると、木下選手はパリ大会後の冬ごろに体調を崩し、肝炎と診断された。今春になって肝臓は回復したが、その後に再生不良性貧血と診断されたという。

 木下選手は大阪府出身。23年の世界選手権200m個人メドレーで2位となった。

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