大坂なおみ 自己最高3回戦進出 高精度のショットで相手へ重圧、ミス誘い快勝 まな娘2歳の誕生日に「勝てて良かった」

 「テニス・ウィンブルドン選手権」(2日、ロンドン)

 シングルス2回戦が行われ、女子で大坂なおみ(27)=フリー=はカテリナ・シニアコバ(チェコ)を6-3、6-2で退け、7年ぶりに3回戦に進んだ。男子は望月慎太郎(木下グループ)がロシア出身で第17シードのカレン・ハチャノフに6-1、6-7、6-4、3-6、4-6で敗れた。第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)、女子第1シードでベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカは勝ち上がった。

 女子ダブルス1回戦の二宮真琴(エディオン)ウリケ・アイケリ(ノルウェー)組は敗退した。

 大坂はウィンブルドンで自己最高に並ぶ3回戦進出。精度の高いショットで重圧をかけてミスを誘う快勝に「何回戦かは意識していない。もっと試合ができればいい」と、穏やかにほほ笑んだ。

 2日は娘シャイちゃんの2歳の誕生日だった。「試合に集中しようと思っていたけど、彼女の誕生日のことを考えていた。勝てて良かった」と無邪気に笑い、まな娘に会うため急いで帰路に就いた。

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