大坂なおみがウィンブルドン1回戦突破「自分に優しくして、全ポイントを一生懸命プレー」
「テニス・ウィンブルドン選手権」(30日、ロンドン)
開幕し、女子シングルス1回戦で大坂なおみ(フリー)がタリア・ギブソン(オーストラリア)に6-4、7-6でストレート勝ちし、2年連続で2回戦に進んだ。
第1セットを6-4で先取した大坂は第2セット第7ゲームでブレークを許した。それでも4-5で迎えた第10ゲームでは力強いショットで相手を押し込んで2ポイントを先行すると「カモーン!」と大きな声を上げた。このゲームをラブゲームでブレークバックし再び「カモーン!」。最後はタイブレークで圧倒した。
試合後大坂はコートサイドのインタビューで「2セットで終わってとてもうれしい。とても緊張していた」。第1、2セットとも先にブレークされる展開だったが、いずれも逆転。「考えたのは1ポイントずつ大切にすること。先のことは考えなかった。彼女とは初対戦だったので、自分に優しくして、すべてのポイントを一生懸命プレーした」と振り返った。
芝のウィンブルドンでは過去3回戦進出が最高。「間違いなく芝とのいい関係性を見つけようとした。長くここで戦いたい」と今大会への決意を表明した。




