バスケ協会 東野技術委員長が任期満了で退任 「数々の成果を実現したことは大きな喜び」
日本バスケットボール協会は28日、都内で評議員会を行い、その後の記者会見で東野智弥技術委員長が任期満了に伴い退任することを発表した。会見に出席した東野技術委員長は「全てが順風満帆にいったわけではありませんが、多くの仲間と情熱を共有しながら日本のバスケットを一歩でも前に進めるべく務めて参りました。数々の成果をともに実現したことは私の大きな喜び」と、技術委員長を務めた約9年間を振り返った。
在任中には、女子日本代表が2021年東京五輪で銀メダル獲得、昨夏のパリ五輪への自力出場を果たした。男子日本代表も、2023年のワールドカップでアジア最上位となりパリ五輪への自力出場を決めた。日本のレベルの底上げに尽力してきた東野技術委員長は「夢は一貫している。日本のバスケットが強くなり、関わる全ての人が楽しく一生懸命に取り組めるような環境をつくること。この思いはこれからも変わることはない」と力強く語った。
また、会見ではBリーグの島田慎二チェアマンが次期会長候補に決まったことも発表された。9月の評議員会、理事会で正式決定される予定だ。





