BMX中村輪夢が地元関西開催のXゲームへ 小学生の声援に苦笑い?「練習も失敗できないプレッシャー」
「Xゲーム・大阪大会」(21日開幕、京セラドーム大阪)
BMXフリースタイル・パークの東京・パリ五輪日本代表で、22年世界選手権優勝の中村輪夢(23)=ウイングアーク1st=が公式練習日の20日、会場で最終調整を行った。
京都市出身で地元・関西での開催に練習日から笑顔が見られた。大阪の観衆や小学生たちが見守る中で、中村は次々とダイナミックなアクションを披露。子どもたちから送られる視線や声援に「練習から見られている。練習はいっぱい失敗して本番という感じですけど、練習も失敗できないなというプレッシャーもありつつ、新鮮な感じでしたね」と苦笑いを浮かべた。
関西初上陸のXゲーム。大会独特の大阪を感じさせるコースには「慣れるのには時間がかかりますけど」としながらも「毎年富士山とか日本ぽいものが入ってますし。どこまで使えるかは分からないですけど、コースのサイズ感も大きくなって、大会自体は見応えがあるんじゃないですかね」と中村。同競技のパイオニア的存在は「地元というか関西出身である僕にとってのメリットというか、今まで関西で世界大会はなかったですし、なかなかこの先となるといつになるかも分からないので、大事な機会なので頑張りたい」と力を込めた。



