九電工、ケニア選手と契約解除 陸上部、ドーピング違反で

 九電工は12日、陸上部に所属するケニア出身のベナード・コエチ(25)が、世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット(AIU)」からドーピング違反があったとして暫定的な資格停止処分を受けたと発表した。選手契約を30日に解除する。

 コエチは2024年パリ五輪の男子1万メートルで5位入賞。「ドーピング規則違反になるような行為は行っていない」と否定しているという。九電工は「所属する全選手、スタッフに対してアンチ・ドーピングに関する知識、ルールの再教育を徹底する」などとした。

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