陸上 アジア選手権銀の久保凛「80~90点ぐらい」シニア国際大会デビュー戦終え帰国

 陸上女子800メートル日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛高)が1日、同種目で銀メダルを獲得したアジア選手権(韓国)から羽田空港に帰国した。シニア国際大会のデビュー戦を終え、「次につながる良いレースができた。採点するとしたら80~90点ぐらい。高いけど、1位を取りたかった悔しさもある。今回の悔しさをつなげられたら」と総括した。

 大会前は長野県の菅平高原で合宿を敢行。酸素の薄い高地で練習を積んだ成果が出て、予選は2分2秒16で通過した。「余裕を感じた」。決勝は1位と0秒34差の2分0秒42。「成長している。この調子で2分を切れるように日本選手権につなげたい」とうなずいた。

 今後は高校の大会を消化しつつ、世界選手権(9月)の選考会を兼ねる日本選手権(7月、ともに国立競技場)に照準を合わせていく。参加標準記録の1分59秒00を突破し、上位3位に入ることが代表入りの条件だ。

 「(アジア選手権の)ご飯の時とか他の種目の話すことができなかった。人見知りで」と初々しさをにじませた久保凛。いとこにサッカー日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダード)を持つ陸上界の逸材は、「今は調子がいい。1周目(の400メートル)を速く入って、2周目にリラックスして落ち着いて走れるように、練習から磨いていきたい」と見据えた。

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