日本経大 連覇へあと1つ!主将のSF大久保欠くも全員バスケで勝利 SG生地&PG梶西3年コンビけん引
「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・女子準決勝、日本経大83-67大阪人間科学大」(7日、Asueアリーナ大阪)
男女の準決勝が行われ、男子は天理大が関大の追い上げを振り切り2年連続の決勝へ。東海大九州は3連覇を狙った日本経大に勝ち、優勝した2017年以来の決勝進出を決めた。女子は愛知学泉大が立命大に逆転勝ち、連覇を目指す日本経大は大阪人間科学大に勝利した。女子の決勝戦は昨年と同じカードになった。
日本経大は主将のSF大久保陽菜(3年)を欠く中、全員バスケで大阪人間科学大に勝った。前半はわずかに1点差。自分たちの思うようなプレーができない。苦しい時間が続いた。
SG生地蒼葉とPG梶西未知の3年コンビがチームを引っ張った。献身的にディフェンスに走り、得点は2人で20点、アシストも13本と攻撃でも貢献した。
生地は「キャプテンがいなくてきつかったけど、梶西と積極的に声を出して2人で引っ張っていこうって話をしていました」と話す。
たとえ1人が抜けたとしても、チームとしての自信は揺るがなかった。ランニングメニューは積極的にこなしてきた。練習から試合と同じ強度でディフェンスに走ってきた。どのチームよりも走ってきた自負がある。
「走ることは絶対に負けません。40分間走り続ける力があると思います」
決勝戦の相手は昨年と同じ愛知学泉大。「ミスをしていたら勝てる相手じゃない」と気を引き締める。主将不在でも地力で連覇を手にしてみせる。





