杉原愛子が10年ぶりアジア選手権へ決意「団体で金メダルを獲りたい」5月NHK杯では史上最長ブランク10年ぶり2度目優勝

 笑顔で合宿を盛り上げた杉原愛子
 公開練習に参加した杉原愛子
 代表最年長として貫禄の演技を見せた杉原愛子
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 体操女子のナショナル強化合宿が6日、都内で公開され、世界選手権(10月、インドネシア・ジャカルタ)日本代表の杉原愛子(TRyAS)は、団体、個人総合で優勝して以来10年ぶりに出場するアジア選手権(12日開幕、韓国)に向け「今回も団体で金メダルを獲りたい気持ちが強いので、そこを目指して、チーム4人、高い目標を持って臨めたら」と力を込めた。

 5月に行われたNHK杯では、男女通じて史上最長ブランクとなる10年ぶり2度目の優勝を果たし、代表権を勝ち取った。日の丸を背負い、世界舞台に立つことには「責任感とか自覚は持たなあかんなって再確認した」。代表最年長としては「10年前より今の方がいろんな経験をしているし、物事も理解してることもある。自分が周りを見ながらチームを引っ張っていける存在になりたいと強く思う」と決意した。

 NHK杯での優勝には、大きな反響があったという。SNSでは、ファンから「感動した」、「勇気をもらった」、「楽しんで見られました」と、多くのメッセージが寄せられたといい「楽しんでほしい気持ちがあったのでそういったコメントをもらえたのはすごく良かった。たくさんの人に見ていただけてると自覚したし、もっと楽しませたい」と喜んだ。

 公開練習では、跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの試技を行った。杉原は「個人的な演技としては大きなミスがなかったことは良かったけど、細かな着地や、ヒヤッとするところがあった」と反省。「(アジア選手権の)現地に入ったら、しっかり調整したい」と話した。

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