2025.06.01

陸上　鵜沢モヤモヤ「嫌な感じ。こういう時はけがする」２００メートル歴代４位好タイム＆アジア２連覇も…

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　陸上男子で、昨夏のパリ五輪代表の鵜沢飛羽（ＪＡＬ）が１日、アジア選手権（韓国）を終えて羽田空港に帰国した。

　２００メートルでは、単独での日本歴代４位となる２０秒１２で２連覇した。ただ本人に喜びは一切なく、むしろ厳しい表情のまま。「あまり準備していなくて臨んだ大会で、走りの調子もよくなかった。客観的なものと、体の状態がずれているのはよくない。嫌な感じがする。こういうときはけがとかしちゃう。直していかないといけない」と淡々と総括した。

　気を引き締めつつ、世界選手権（９月）の代表選考を兼ねる日本選手権（７月、ともに国立競技場）に照準を合わせていく。「ピークは世界選手権に合わせたい。日本選手権は全力でも余力を持った状態で臨みたい。それができるような体になってきていると思うので、しっかり準備できれば代表内定のところまでいけると思う」と見据えた。