大相撲 大の里が土俵入り「横綱になった実感湧いた」師匠と同じ雲竜型披露
大相撲の第75代横綱に昇進した大の里(24)=本名中村泰輝、二所ノ関部屋=が30日、東京都渋谷区の明治神宮で、横綱推挙式と奉納土俵入りを行った。
師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)から教わった雲竜型を初披露。所作の時間は1分22秒だった。「横綱になった実感が湧いた。初めて披露するので不安はあったが、堂々とできたと思う。あっという間に終わった。この経験がずっと続く、またしっかりやっていきたい」と実感を込めた。
この日は降雨のため、一般の公開中止。ただそれでも8年ぶりの日本出身横綱を見ようと、境内には多くの人が詰めかけた。見守った二所ノ関親方は「一安心。指先までよく神経は行き届いていた。一つの部屋を創設して目標がかなった。またここからです」と笑顔をのぞかせた。





