28年ロス五輪卓球女子ダブルスで「みまひな」再結成へ意欲 伊藤美誠、早田ひなが世界選手権から帰国

 卓球の世界選手権(カタール・ドーハ)に出場した日本代表が26日、成田空港に帰国し、メダルを獲得した7選手が千葉県内のホテルで会見した。世界選手権のシングルスで自身初のメダルを獲得した伊藤美誠(スターツ)は「10大会目の世界卓球で初めてシングルスでメダルを獲得できて本当にとてもうれしかったですし、幸せな時間でした」と振り返った。

 準々決勝では世界ランク4位の王芸迪に勝利。準決勝では世界ランク1位の孫穎莎(中国)に0-4で敗れたが「メダルを獲るためには中国人選手を倒さないといけない。それをしっかり成し遂げられた」とうなずいた。

 今後は、男女ダブルスが復活する2028年のロサンゼルス五輪へ「シングルスに励んでいたけど、女子ダブルスを再開してみたりとか、新しい挑戦をしたい」。かねて、17年の世界選手権(ドイツ・デュッセルドルフ)からペアを組み、23年の全日本選手権では5連覇を達成した早田ひなとの再結成を熱望している女子ダブルスへの熱意を語った。

 普段からその熱意を伝えられているという早田は「『みまひな』で、私は常に美誠に引っ張られてここまで来た」と笑顔。昨年のパリ五輪で負傷した左手は完治はしていないため「ぱっとダブルスを組んでも今までと同じようにできるのは少ないかもしれないけど…」としながらも「(美誠の)『ひなと組みたい』っていう熱がすごすぎて(笑い)。美誠ならそれも受け入れてくれるかな。今後そういう機会があれば出ていきたい」と意欲を見せた。

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