横綱昇進確実の大の里に高安「今場所はより強い。もう勝てないかもしれない」 2日目に本割で初めて敗れた“おい”弟子を語る
「大相撲夏場所・14日目」(24日、両国国技館)
小結高安(田子ノ浦)が横綱昇進を確実にした大関大の里について語った。
高安の兄弟子である二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の弟子、大の里は“おい”弟子にあたる。春場所は本割で破り、優勝決定戦で敗れた。今場所は2日目に本割で初めて敗れた。
この日、千代翔馬の立ち合い変化に動じず、相手の踏みだしで白星を手にした。3連勝で5勝9敗とし、支度部屋で「落ち着いて相撲が取れました。動きは良くなってきたんじゃないか。最後を勝って名古屋場所につなげたい」と語った。
13日目に2場所連続4度目の優勝を決めた大の里。場所後の横綱昇進が確実となっている。
高安は「先場所も強かったが、今場所はより強い相撲を取っている。もう勝てないかもしれないですね」と語った。「(日本出身横綱は)稀勢の里関以来ですか。自分も刺激をもらって頑張りたいですね」と先を見据えた。
高安は千秋楽で6勝目を挙げれば、春場所同様に上位陣総当たりの番付になることが予想される。





