敗戦の平野「自分の心を優先」 現役は続行、ペース落とす意向

 【ドーハ共同】卓球の世界選手権個人戦女子シングルスで、2回戦で敗れた平野美宇(木下グループ)が敗退から4日後の23日、大会会場で取材に応じ、現役は続けるものの当面は大会出場のペースを落とす意向を示した。「これからは自分の心を第一優先にしたい」と語った。試合直後は過呼吸になり、取材に応じることができなかった。

 2017年大会では同種目で銅メダルを獲得するなど10代から活躍し、25歳で今大会を迎えた。「自分は勝たなければ存在価値がない」と重圧を感じていたそうで「料理とか、いろんなことをやってみたい」と心境を明かした。

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