初出場大藤沙月が完勝8強入りでメダル王手!「いけるところまでいきたい」平野破ったクロアチア選手をストレート撃破 準々決勝は世界1位孫穎莎が有力

 「卓球・世界選手権」(22日、ドーハ)

 女子シングルス4回戦が行われ、世界ランク8位の大藤沙月(21)=ミキハウス=は世界ランク134位のリー・ラコバッツ(クロアチア)を4-0で下し、8強入りを決めた。準々決勝では世界ランク1位の孫穎莎(中国)-シン・ユビン(韓国)の勝者と対戦する。

 大藤は2回戦で平野美宇を破っているクロアチアの新鋭に、第1ゲームを11-3で奪うと、第2ゲームは競りながらも11-9で奪った。

 第3ゲームを11-7で奪うと、第4ゲームも11-5で圧倒した。

 試合後は「平野選手に勝ってきて、すごく勢いのある選手なので緊張していたが、自分のプレーができてよかったです」と笑顔を浮かべた。大会初出場での快進撃。「こういう大舞台は大好き。いけるところまでいきたい。いい準備をしてメダル決定戦に臨みたい」と、うなずいた。

 すでに吉村真晴との混合ダブルスでメダルを確定させている大藤。勢いそのままにシングルスでもメダルを狙う。

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