スノーボード 五輪金候補・三木つばきがMVP「誇り」全日本スキー連盟年間表彰式
全日本スキー連盟(SAJ)は14日、都内で年間表彰式を開いた。24~25年シーズンはワールドカップ(W杯)に加え、世界選手権が開催。日本勢は過去最高のメダル20個(金5、銀8、銅7)を獲得し、10個だった同17年大会の記録を大幅に更新した。
最優秀選手賞(MVP)には、スノーボードアルペン女子の三木つばき(浜松いわた信用金庫)が2度目の選出。今季の世界選手権ではパラレル大回転で銀メダル、非五輪種目のパラレル回転で金メダルに輝き、ワールドカップでも3種目で総合優勝する圧巻の成績を収めた。壇上でスピーチした三木は「W杯の総合優勝、世界選手権でのメダル獲得を報告できることを誇りに思う」と実感を込めた。
来年に迫ったミラノ・コルティナ五輪は、自身2度目の夢舞台。初出場だった22年北京五輪は決勝トーナメント1回戦で敗退し、大会終了後すぐから4年後のリベンジを見据えてきた。「大谷(翔平)選手に負けないような活躍を来季はしたい。全員で一丸となって最高のシーズンにしていきましょう」と冬季五輪を目指す選手の代表として所信表明しつつ、「最大の目標である五輪優勝を実現できるように。(メダルを)たくさんの人にさわって頂けるように頑張っていきます」と力強く宣言した。





