横綱豊昇龍が時津風部屋に出稽古、霧島と相撲「やっぱり熱くなる」大相撲夏場所に向け順調な調整
「大相撲夏場所」(11日初日、両国国技館)
横綱豊昇龍(立浪)が3日、時津風部屋への出稽古を行った。同じく出稽古に来た関脇霧島(音羽山)と13番相撲を取った。強度は抑えめな内容で「今日は軽くね。メリハリ?そうそう」と明るく答えた。
同じモンゴル出身で競い合っていただけに「霧島との稽古はやっぱり熱くなる」と充実の表情を浮かべた豊昇龍。2日の稽古総見では主に大の里、琴桜の両大関を相手に計22番で18勝4敗と圧倒。「これからも出稽古を考えている」と語った。新横綱として臨んだ3月の春場所は途中休場したが、今場所への状態は良さそうだ。
霧島は2日の稽古総見で、関取衆で最も多い計24番で18勝6敗だった。「なかなかない機会なのでしっかり稽古できました」と振り返り、この日は頭から当たる相撲を見せた。首、手首の古傷を抱えるが「問題ない。大丈夫」と話し、「しっかり稽古して準備したい」と初日を見据えていた。





