バレーボール 大阪Mが快勝でSVリーグ初代王者へ王手 田中主将「良いバレーボールをして勝ちきりたい」

 第3セット、スパイクを決める大阪M・田中(奥左)
 第3セット、試合を見守る大阪M・酒井監督
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 「SVリーグ女子・プレーオフ決勝、大阪M3-0NEC川崎」(2日、有明アリーナ)

 第1戦が行われ、大阪Mが3-0でストレート勝ちを収めた。酒井大祐監督は「今日はこちら側がコントロールさせていただいた試合だった。良かった所はもちろん継続して、悪かったところは練り直して明日に臨みたい」と話した。

 第1セットからエンジン全開で、8連続得点のスタート。蓑輪幸やファンヘッケらの強烈なスパイクでNEC川崎を圧倒し25-14で先取した。第2セットは6-6から10連続ポイント。田中瑞稀のスパイクもさえた。24点目は、林琴奈が足元に落ちてきたボールをとっさの判断で、左足でレシーブ。相手のミスを誘った。第3セットは競った展開が続いたが、最後はファンヘッケの強烈な一打で勝利を決めた。

 9得点を挙げ、サービスエースも決めた主将の田中は「チームとしてもスタートを頑張っていこうという話はしていた。(サーブは)狙ったところにしっかり打とうといういもちで打っていた。あとは、攻撃やブロックがしっかり機能していたので、そこがブレイクにつながった」と振り返った。

 SVリーグ初代王者に王手をかけた大阪M。昨季は、レギュラーシーズンは1位だったが、ポストシーズンではNEC川崎に敗れ頂点を逃した。田中は「今日1試合取れたことは大きいけど、明日、明後日はどうなるか分からない。気を緩めずに、良いバレーボールをして勝ちきりたい」と力を込めた。

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