走り幅跳び 橋岡優輝が大会新8メートル10で優勝 「思い描く跳躍に迫っていけるんじゃないか」
「陸上・兵庫リレーカーニバル」(20日、神戸ユニバー記念競技場)
男子走り幅跳びで五輪2大会連続出場の橋岡優輝(26)=富士通=が大会新の8メートル10(追い風1・7メートル)で優勝した。
「納得はいっていないが、パリ五輪以来の試合だったので、まずはケガの心配なくしっかり跳べる確認が目標だったのでその部分はクリアできた」とホッとした表情を浮かべた。
久しぶりの公式戦で自分の体の感覚にとまどいながらも、3回目の跳躍で記録を更新。1カ月前から左ハムストリングに違和感があり、4月2週目ごろも違和感を抱いたため「全力で走りきれない中での調整だったので、ちゃんと跳びきれるか不安があったが、まずは安心」と話した。9月の世界選手権は「出られたらいいな」と無欲だが「アメリカでやってきたこと(スピード向上)がだいぶ理解できて体現できるようになった。思い描く跳躍に今季迫っていけるんじゃないか」と手応えを感じていた。




