フィギュアスケートの国別対抗戦で日本が２位となってから一夜明けた２０日、坂本花織（シスメックス）が取材に応じ「１個前のシーズンがすごく良かっただけに、今シーズンは良かったなって思う試合がちょっとすくなかった。困難がいろいろあって、でもそれを何とか乗り越えて終えることができたので、とりあえずは良かった」と今季を振り返った。

　来季はミラノ・コルティナ五輪があり、個人の中立国として、ロシア勢も条件つきで１人が出場可能となった。強豪国相手に坂本は「対策は『見ない』！周りはもう見ないで自分に集中すると懸けます。（見ると）動揺します！」と対策を明かし、「自分が持っている力を全て出して、自分が思い描いている結果になるように頑張りたい」と力を込めた。

　プログラムについては「正直振付師しか決まっていない」というが、「今シーズンはショートもフリーも早い動きが多いプログラムだった。もうちょっと自分のスケーティングスキルを見せるプログラムにしたい。動きで見せるというよりは、本来のスケートで勝負したい」と話した。

　また、今季のトレードマークだった金髪を「変えます！」とも明かし、「もう髪の毛がかわいそうになってきた。休養させます。ダメージに与えずに」と笑った。