大相撲入場券の転売で強制退会 ファンクラブ、協会が公表

 日本相撲協会は14日までに、公式ファンクラブ会員の中から入場券転売者を複数特定し、利用規約違反で強制退会処分にしたと発表した。協会広報部によると、これまでも退会処分など不正転売対策を講じてきた中で、悪質な転売が後を絶たないため公表に踏み切った。警察には届け出ない方針。

 転売は、升席やいす席などの席種、開催日が多岐にわたるという。日本相撲協会は、営利目的のチケット転売を禁止し、定価リセールサービスの利用を求めている。

 大相撲は昨年、28年ぶりに年6場所の全90日間で入場券が完売。現在、大阪市で開催中の春場所も15日間の満員札止めが確実な情勢で、チケット入手が困難となっている。

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