体操男子が強化合宿試技会 橋本大輝は「ミスなくいけたので良かった」 新星・角皆友晴の台頭にも闘志「負けないように頑張らないと」

 体操男子の強化合宿試技会が12日、東京都の味の素ナショナルトレーニングセンターで公開された。パリ五輪体操男子団体総合金メダルの橋本大輝(セントラルスポーツ)は総合1位となり「6種目ミスなく最後まで行けたので良かったと思う半面、仕上がりとしてはまだまだなところはあるという課題が見つかった」と振り返った。

 10月にインドネシアで行われる世界選手権の代表選考会を兼ねる4月の日本選手権では、4連覇を目指す。「パリで個人総合の金メダルを逃した悔しさがある。全日本選手権はまだ連覇が途切れていないので頑張っていきたいと思いますし、『やっぱり橋本大輝が一番だな』って思わせられる演技ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 パリ五輪後からのルール変更への適応が課題のひとつとなる。跳馬以外の5種目で、技の数が10から8に減った。新ルールでは、技の難易度(Dスコア)より美しさや正確さを評価する技の出来栄え(Eスコア)を重視するようになる。技の数が減ったため、Dスコアを稼ぎづらくなるが、橋本は「Eスコアというところで、10から8に減った分、技の減点が少なくなったのは全選手がかんじている。前回のルールと変わらずに、自分が思うように良い演技ができたら」と前向きに捉えた。

 新星の台頭には闘志を燃やした。総合2位になった角皆友晴(市立船橋)に「若さの勢いがあって良いなと思うんですけど、やっぱり自分もまだ23歳なので、負けないように頑張らないと。日本のレベルがどんどん上がってきて、次のロサンゼルス五輪に向けては、良い発進ができているんじゃないかな。ケガに気をつけてお互い頑張っていけたら」と話した。

 

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