元横綱白鵬が40歳の誕生日、被災地へも思い「早いものですね」

 相撲レポーターの横野レイコさんとケーキに入刀する宮城野親方
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 「大相撲春場所・3日目」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 45回の優勝記録を誇る元横綱白鵬の宮城野親方が11日で40歳の誕生日を迎え、報道陣から祝福のケーキを贈られた。

 場所では広報部記者クラブ担当を務める親方。40歳の節目を迎え「もう40歳か。昨日、母と電話をしました。40歳はモンゴルでも日本の還暦のように意味のある年齢。欲もなくなって新しいことにチャレンジし、物事に耐える力が付く」と感慨を語った。遊牧民の間では、ラクダが物資を運ぶ力をつける年齢に例えられるという。

 自身の誕生日は2011年に東日本大震災が起こった日でもある。津波で流された岩手県山田町の土俵再建にも尽力するなど、被災地への思いは強い。自らが主宰する白鵬杯から多くの幕内力士、指導者が誕生した。

 宮城野親方は「なんでこの日に生まれたのかと考えたこともありました。2、3年で切り替えて、この日は負けない、勇気づけたいと考えるようになった。早いものですね」と話した。

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