元小結黒海がイケオジ姿を披露 白鵬杯に甥と一緒に来日 大相撲にジョージア力士ゼロには寂しさ、人材供給意欲は「もちろんです」

 大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が現役時代から主宰する国際少年相撲大会「第15回白鵬杯」の開催を翌日に控えた10日、会場の東京・両国国技館内の相撲教習所で、出場する海外チームの合同稽古が実施。そこに元小結黒海ことレヴァン・ツァグリア氏(43)の姿があった。

 レヴァン氏は追手風部屋に所属し、2003年夏場所で新十両。欧州出身初の関取として、小結にまで番付を上げた。12年秋場所限りで引退し、協会に残らず母国ジョージアの相撲協会理事長を務めていた。

 白鵬杯には昨年に2選手を連れて初参戦。「昨年に出てから、もうみんな相撲のことが好きになっちゃって。相撲への気持ちが強くなって良かった。白鵬杯のようなものは他にない。相撲が世界に広がるためにいいことだと思います」と語った。

 今年は3選手を率いて参戦。「どんどん増えるようにしたい。土俵はマットですね。土の土俵は慣れていない。向こうにはないので。新しい人が来たら土俵で四股、すり足を教えています」と語った。3選手の一人の容貌が似ていることを指摘されると「弟の子どもです」と返答。実弟のギオルギ・ツァグリア氏は元三段目司海として、大相撲に関わっていた。

 ジョージアからは黒海のほかに元大関栃ノ心、元小結臥牙丸を輩出。ただ、現在は関取どころか幕下以下でも一人もいない。レヴァン氏は「世界大会で優勝したりしたらいいけれど、やはりプロ(大相撲)に入ったらいいですね。いまゼロですから」と話していた。

 大相撲への人材供給意欲を問われ「もちろんです」と返答。ジョージアではリフォーム事業など複数の会社を経営しているという。

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