懸賞金本数の個人1位は大の里、2位は急上昇で豊昇龍、3位は意外な力士 9日初日の春場所
「大相撲春場所」(9日初日、エディオンアリーナ大阪)
春場所の懸賞金の申し込み状況が7日、日本相撲協会の担当者から説明された。地方場所(大阪、名古屋、九州)では過去最高となる2298本だった。
順位は次の通り。
結び 285本
大の里 164本
豊昇龍 157本
欧勝馬 126本
宇良 125本
霧島 117本
琴桜 113本
力士単独では大の里がトップ。初場所では8番手だった豊昇龍が新横綱効果か2番手に浮上。欧勝馬が初場所に続き3番手をキープした。
大相撲の懸賞金は幕内取組で、民間企業や力士の後援団体、スポーツ法人、自治体などが日本相撲協会に申し込み、申し込み側が選んだ取組に資金を出す。企業の社名、商品名などの広告案件が記された懸賞旗が制作され、これを呼び出しが取組前に掲げて土俵を一周、行事が懸賞旗の商品名などをアナウンスする。
取組に勝った力士は、行司が軍配に載せた懸賞金に手刀を切り受け取る。現在は懸賞1本あたり7万円で、力士の手取りが3万円、力士の所得税にあてるための預かり金が3万円、協会が取る諸経費が1万円となっている。
新規企業では、しろくま電力が再入幕の白熊(二所ノ関)に通しで懸賞金をかけている。





