バスケ男子・ホーバス監督 日本語で「残念、とても」八村発言に初言及
バスケットボール男子日本代表合宿が12日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、トム・ホーバス監督(58)が取材に応じた。八村塁(レーカーズ)が、男子代表監督人事や日本協会(JBA)を批判した一連の騒動について初めて言及。英語で「みんなそれぞれ意見を持っている」と受け止めつつ、日本語で「残念、とても」と付け加えた。
昨年11月、八村がJBAや代表監督人事について苦言を呈したことが騒動の始まり。発言は国内で炎上し、渡辺雄太(千葉J)らが報道陣対応して火消しに動くなど事態は大きくなった。
5日のディベロップメントキャンプ(将来有望な若手を対象に招集)では広報より質問NGとされたが、この日は今年初めてのA代表合宿(パリ五輪などの国際大会に出場する選手が対象)だったため言及に至った。
最後には「今回はこのチームで良いチームを作りたい」と、2028年ロサンゼルス五輪にもつながっていくアジア杯予選を見据えた指揮官。世界ランク21位の日本は、20日に中国(同30位)、23日にモンゴル(同109位)とアウェーで対戦する。




