坂本花織 SP首位発進も笑顔なし「持っているものを全部出し切れなかった」
「フィギュアスケート・アジア大会」(12日、ハルビン)
フィギュアスケートの女子SPは世界選手権(3月・米ボストン)で4連覇が懸かる坂本花織(シスメックス)が75・03点でトップに立った。アイスダンスで吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)は合計173・31点で金メダル。全競技を通じて日本勢でミラノ・コルティナ冬季五輪出場を一番乗りで決めたアイスホッケー女子は、初戦でカザフスタンに4-0で勝った。
坂本に笑顔はなかった。首位発進も、ジャンプは本来の精度を欠き、レベル4が最高のステップは「2」止まり。スケート靴を新調した影響があったとはいえ「持っているものを全部出し切れなかったのが一番悔しい部分」と反省が口を突いて出た。前回2017年札幌大会はインフルエンザで欠場。「絶対にリベンジしたいという気持ちで希望した」と明かし、笑って終われるフリーを目指す。





