青学大・原晋監督 監督業は「あと4~5年」 指導者育成に注力する考え示すも、年俸10億円なら?に「やりますね」と即答しニヤリ

 正月の箱根駅伝で2連覇を達成した青学大の原晋監督が10日放送の日テレ「しゃべくり007」に出演。番組の最後に今後について話した。監督業をあと何年やるかと問われ「監督業って厳しいんで、22年目になりますが疲れますよ。勝負こだわらず勝とうが負けようか関係ないならこれほどいいポジションはないが、僕は立場をもらった以上は勝つことに対する意識が強い。勝負心をメラメラと燃やすのはそろそろ」と答えた。

 何歳くらいまでかと問われると「あと4~5年」。弱小の他大学から強化してほしいと請われても「もうないですね。青学をゼロから作ったので。ゼロから作り上げるつらさ、しんどさを感じてますから」と断る考えを示した。

 それよりは「方針、原の教えを伝えて、20代、30代、40代の監督が立派になってくれるほうが」とし、指導者の育成に力を注ぎたい考えを示した。それでも「年俸10億だったら監督をやりますか?」と問われると、「やりますね」と即答し笑わせた。

 番組には青学大が31年ぶりに箱根駅伝に出場した大会でアンカーを務めた宇野さんらも登場。23チームが出場して1チームがリタイアしたレースで、最後の22位で大手町のゴールテープを切ったが、宇野さんは事前に話していた通りに笑顔だった。原監督からは「いいゴールだった」と褒められたという。

 当時を振り返った原監督は「33年ぶりの笑顔のゴールシーンが伝統になった。どんな順位でも」と話し、今でも続く笑顔のゴールのきっかけだったとした。

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