男子バスケ日本代表・ホーバス監督「若くていいエネルギー」 騒動後初報道陣に姿も八村問題語らず

 バスケットボール男子日本代表のディベロップメントキャンプ(有望な若手を集めた合宿)が5日、都内で行われ、トム・ホーバス監督(58)が取材に応じた。八村塁(レーカーズ)が男子日本代表の監督人事と日本協会を批判した一連の騒動後、初めての対応となったが、広報から騒動に関する質問はNGとされ、言及はなかった。

 昨年11月に八村がNBAの試合後に、日本協会や代表監督人事について苦言を呈したことが始まり。発言は海を越えて国内でも炎上。渡辺信治事務総長や、パリ五輪代表の渡辺雄太(千葉J)が報道陣対応して火消しに動き、日本協会が米国に職員を派遣し、八村の代理人事務所「ワッサーマン」の担当者と面談するまでに事態は大きくなった。

 ホーバス監督が報道陣の前に姿を現すのは、約3カ月ぶり。この日はシュート練習する選手にアドバイスを送るなど精力的に指導し、円陣では笑顔ものぞかせ、騒動前と変わらない様子。「みんな若くていいエネルギー。いい選手がいる」と充実した表情で語った。

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