フィギュア 北京五輪団体銀・小松原尊が引退「美里と経験してきた冒険の全てに感謝」自身SNSで発表
フィギュアスケートのアイスダンスで、22年北京五輪団体銀メダルの小松原尊(33)が29日、自身のSNSで引退を発表した。
競技に関わるこれまでの思い出の写真を複数投稿し、「美里、JSF、私たちの家族、筑波、友人達、そしてファンの皆さま。この数年間、皆さまのご助力なしでは私たちの夢はかないませんでした」と感謝。続けて「全ての道を探検し競技スポーツから一歩を踏み出すという私の決断に至るまで時間がかかってしまいましたが、ご理解と忍耐に感謝致します。これまでの人生をささげてきた旅でありましたし、自分が達成出来たこと、そして幸運なことに美里と経験してきた冒険の全てに感謝していますし、感謝し続けます」とつづった。
今後については「これからも演技や、ツアー、コーチング、振付などさまざまな活動を通して、私のスケートに対しての愛を共有していければと願っています。さらには、執筆活動、音楽、そして他の創作の力で物語を伝え続けていくことを願っております」と記した。
米国出身で17年に、小松原美里さんと結婚。20年に日本国籍を取得し、22年北京五輪では団体銀メダル獲得に貢献した。パートナーを組んでいた美里さんは24年春に引退したが、尊は今後について熟考していた。





