鈴木優花が東京世陸代表権へ闘志メラメラ 昨夏パリ五輪6位入賞も「決して満足していない」26日号砲大阪国際女子マラソン
「大阪国際女子マラソン」(26日、ヤンマーフィールド長居発着)
24日は大阪市内のホテルで記者会見が行われ、有力選手が早くも闘志を燃やした。
今大会を含め、3月の東京、名古屋ウィメンズの3大会は2025年9月に東京で行われる世界選手権の代表選考会を兼ねる。パリ五輪マラソン女子代表の鈴木優花(25)=第一生命グループ=は再び世界の大舞台で走るために、初出場の浪速路で快走を誓った。
昨夏のパリ五輪では、何度も先頭集団に引き離されながら世界の強豪相手に食らい付くと、6位入賞と奮闘。しかし、「決してあれでは満足していない」と高い向上心をのぞかせ、「まだまだ何回でも世界大会を経験したいし、ここは取りにいく気持ちで行きたい」と力を込めた。
一方で、大会3度の優勝を誇る“なにわの女王”松田瑞生(29)=ダイハツ=は終始、引き締まった表情だった。初出場で初優勝を飾った18年大会から隔年で出走し、3度の大会制覇を果たした女王。しかし、昨年大会は3位で初めて優勝を逃し、悲願のパリ五輪の出場権も手に入らなかった。「一年かけてこの代表権を取るために頑張ってきた。代表権を取れるように、一歩前進できるように頑張りたい」と復活の走りで、世界の戦いへこぎつける。



