大相撲V争いは大混戦 金峰山が敗れて全勝消える 2敗に王鵬、千代翔馬、尊富士 3敗で豊昇龍、大の里、霧島が追う

 阿炎(手前)に突き落としで敗れた金峰山(撮影・中島達哉)
 まぶたから血を流しながら玉鷲(左)を攻める王鵬(撮影・中島達哉)
 霧島(右)に引き落としで敗れた千代翔馬(撮影・中島達哉)
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 「大相撲初場所・10日目」(21日、両国国技館)

 綱とりの大関豊昇龍は関脇大栄翔に上手出し投げで勝ち、7勝目を挙げた。8日目から正代、平戸海に敗戦。痛い連敗で横綱昇進へは厳しい状況に追い込まれているが、意地を見せた。

 優勝争いのトップを走る前頭十四枚目金峰山は、小結阿炎に敗れて初黒星。単独トップは変わらないものの、全勝力士が消えた。

 2敗に王鵬、千代翔馬、尊富士。3敗は豊昇龍、大関大の里、前頭筆頭霧島となり、混戦模様となった。

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