競泳パリ五輪代表発表 池江、瀬戸が3大会連続 最年長は鈴木聡美、平井伯昌コーチが入閣 高校生4人含む計27人

 笑顔を見せる(左から)成田実生、大橋悠依、三井愛梨、日本水泳連盟・鈴木大地会長、梅原孝之競泳委員長、寺門弦輝、渡辺一平(撮影・吉澤敬太)
 笑顔で日の丸を指す(左から)成田実生、大橋悠依、三井愛梨、寺門弦輝、渡辺一平(撮影・吉澤敬太)
 会見する日本水泳連盟・鈴木大地会長(撮影・吉澤敬太)
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 日本水泳連盟は27日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで会見を行った。競泳のパリ五輪代表選手団を発表し、男子14人、女子13人の計27人が選出。24日まで東京アクアティクスセンターで行われた国際大会代表選手派遣選考会の成績から選ばれた。競泳委員長の梅原孝之氏は「金メダルを含む複数メダルの獲得、全員決勝進出、選考会でのタイム更新」の3つを目標に掲げた。

 初出場は男子平泳ぎの花車優(イトマン東京)、女子バタフライの三井愛梨(横浜サクラ)ら13人で、高校生は松下知之(スウィン宇都宮)、成田実生(金町SC)、平井瑞希(ATSC.YW)ら4人となった。

 ベテラン勢では、最年長で女子の鈴木聡美(ミキハウス)が2大会ぶり3度目、池江璃花子(横浜ゴム)と瀬戸大也(CHARIS&Co.)が3大会連続の五輪代表となった。

 コーチ勢では石松正考氏、神田忠彦氏、高城直基氏、平井伯昌氏、藤森善弘氏の5人が選ばれた。コーチ選出の基準について、会見に出席した梅原孝之競泳委員長は「派遣標準記録2(五輪、世界選手権8位相当)の到達率の高いコーチから選ぶこと、および複数の選手、種目を選出しているコーチという基準で選んだ」と説明した。

 ◆パリ五輪日本代表

【男子】

 ▽自由形 松元克央(ミツウロコ)

 ▽背泳ぎ 竹原秀一(東洋大)

 ▽平泳ぎ 渡辺一平(トヨタ自動車)、花車優(イトマン東京)

 ▽バタフライ 松元克央、水沼尚輝(新潟医福大職)、本多灯(イトマン東京)、寺門弦輝(セントラルスポーツ)

 ▽個人メドレー 松下知之(スウィン宇都宮)、瀬戸大也(CHARIS&Co.)

 ▽リレー 柳本幸之介(イトマン東京)、村佐達也(名鉄SS刈谷)、真野秀也(セントラルスポーツ)、松山陸(銀座千疋屋)、谷口卓(中京大)

【女子】

 ▽平泳ぎ 青木玲緒樹(ミズノ)、鈴木聡美(ミキハウス)

 ▽バタフライ 池江璃花子(横浜ゴム)、平井瑞希(ATSC.YW)、三井愛梨(横浜サクラ)、牧野紘子(あいおいニッセイ)

 ▽個人メドレー 大橋悠依(イトマン東進)、松本信歩(東京ドーム)、成田実生(金町SC)、谷川亜華葉(イトマン近大)

 ▽リレー 小堀倭加(あいおいニッセイ)、白井璃緒(ミズノ)、池本凪沙(イトマン東京)

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