剣翔が休場 前十字靱帯損傷、半月板損傷などの重傷「約2カ月の治療期間を要する」4日目の取組で古傷の左膝を負傷 車椅子で搬送

剣翔
 平戸海との取り組みで負傷し、顔をしかめる剣翔(撮影・坂部計介)
 土俵上で倒れた剣翔は立ち上がれず、親方らに転がされるようにして車椅子に運ばれる(撮影・坂部計介)
3枚

 「大相撲春場所・5日目」(14日、エディオンアリーナ大阪)

 東前頭6枚目の剣翔(32)=追手風=が5日目の14日から休場した。日本相撲協会に「前十字靱帯(じんたい)損傷、内側側副靱帯損傷、内側半月板損傷の疑いにより、約2カ月の治療期間を要する」との診断書を提出した。休場は2022年名古屋場所以来通算4度目。4日目まで2勝2敗だった。

 剣翔は4日目の平戸海戦に上手出し投げで敗れた際に、古傷の左膝を負傷。自力で立ち上がれず、親方衆らによって土俵を転がるようにして車いすに乗せられ、花道を引き揚げていた。支度部屋を出る際には「くそー」と悔しさを隠せず。NHKの中継では「左膝がゴリゴリゴリッと音がして力が入らなくなった」とコメントしたことが伝えられていた。

 5日目の対戦相手、豪ノ山は不戦勝となる。

 今場所の十両以上の休場者は十両英乃海(4日目から再出場)、幕内島津海、金峰山に続いて4人目。

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