大相撲の伊勢ケ浜一門は８日、大阪市内で会合を持ち、元幕内北青鵬の暴行問題があった宮城野部屋の処遇を話し合った。現在は宮城野親方（元横綱白鵬）が師匠の立場を外れ、玉垣親方（元小結智乃花）が師匠代行に。春場所後に部屋は一門預かりとなり、一門で決めた部屋の運営案を日本相撲協会に諮る見通しとなっている。

　会合では部屋の今後について様々な想定が話し合われた模様。大島親方（元関脇旭天鵬）は「いろんな案が出た」と明かし「あの子たちの将来も考えてあげないと」と所属力士らを気遣った。浅香山親方（元大関魁皇）は「全然結論は出ていない」としつつ、春場所で大阪に滞在している期間に方向性を出す可能性については「もちろん」と認めた。

　また、芝田山広報部長（元横綱大乃国）によると、この日大阪市内で開かれた年寄総会の冒頭で宮城野親方が「大変ご迷惑をおかけしました」と謝罪したという。