北青鵬のエグい暴行が露見「睾丸を平手打ち」「バーナー状にした炎を体へ近づける」日本相撲協会が発表「卑劣極まりない」

 車で臨時理事会へ向かう北青鵬(撮影・開出牧)
 車で臨時理事会へ向かう宮城野親方(撮影・開出牧)
 臨時理事会から車で宮城野部屋に戻った北青鵬(撮影・開出牧)
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 日本相撲協会は23日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、後輩力士への暴行を働いていた北青鵬の引退届を受理したことを発表した。

 理事会後に配布された文書では北青鵬の暴行が明るみに。「顔面、背中及び睾丸(こうがん)への平手打ち等の暴行」「ほうきの柄、またはまわしで作った丸太様の棒で臀部(でんぶ)を打つ暴行、殺虫剤スプレーに点火してバーナー状にした炎を(被害を受けた)AやBの体に近づける暴行」と詳細が記された。

 聞き取り調査の結果、令和4年8月以降にこれらが週2~3回の頻度で繰り返されていたといい、同協会は「痛がる反応を面白がっていたとも認められ、暴行の動機の面においても卑劣極まりない」と断罪。「北青鵬は本件調査において、本件暴行を深く反省し、同種暴行を二度と繰り返さない旨誓約するとともに、いかなる処分を受け入れるとしながらも、許されるならば今後も相撲を取りたい旨希望しているが、このような反省や誓約は遅きに失したというべきで、酌むべき事情とは言い難い」とした。

 その上で引退届は受理したが「引退勧告の懲戒処分が相当と判断した」と記した。また1月場所中にはロールスロイスで場所入りしていたことも明るみになった。

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