史上初2季連続3冠へ、駒大・篠原倖太朗が圧巻歴代2位タイムで区間賞!「うまくはまった」早くも独走で2区鈴木へ 駒大驚異の駅伝22区間連続1位通過

 襷を受け渡す駒大・篠原倖太朗。右は鈴木芽吹(撮影・堀内翔)
 走り終えてポーズを決める駒大・篠原倖太朗(撮影・堀内翔)
2枚

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町芦ノ湖駐車場)

 第100回大会がスタートし、出雲、全日本を制し、史上初の2季連続3冠を狙う駒大の篠原倖太朗(3年)が歴代2位のタイムとなる1時間1分2秒で区間賞をマークした。これで駒大は昨年の箱根駅伝4区以降、22区間連続の区間1位通過となった。

 ハーフマラソン学生記録保持者が貫禄をみせた。当日変更で1区に投入された篠原は、序盤から飛びだした駿河台大のレマイヤンの高速ペースについていくと、13・3キロで先頭に。17キロ過ぎの六郷橋の登りで一気に突き放して独走状態を築いた。レース後は「迷いなく、自分のペースで、と思っていたんですけど、うまくはまってくれてました。(歴代2位のタイムは)2番じゃあんまり意味ないので1番獲りたかったんですけど、後ろはかなり離したのでよかったかなと」と、語った。

 駒大は2区にエースで主将の鈴木芽吹(4年)、3区に“怪物”佐藤圭汰(2年)を予定しており、序盤から勝負を決めにいく布陣となっている。

 2位は23秒差で創価大、3位は城西大、4位は日大で、青学大はトップと36秒差の9位、前回2位の中大は1分50秒差の19位と大きく出遅れた。

 ◆駒大の22区間連続区間1位通過

 ◇23年箱根駅伝往路

 4区鈴木芽吹

 5区山川拓馬

 ◇23年箱根駅伝復路

 6区伊藤蒼唯

 7区安原太陽

 8区赤星雄斗

 9区山野 力

 10区青柿 響

 ◇23年出雲駅伝

 1区篠原倖太朗

 2区佐藤圭汰

 3区山川拓馬

 4区伊藤蒼唯

 5区安原太陽

 6区鈴木芽吹

 ◇23年全日本大学駅伝

 1区赤津勇進

 2区佐藤圭汰

 3区篠原倖太朗

 4区赤星雄斗

 5区伊藤蒼唯

 6区安原太陽

 7区鈴木芽吹

 8区山川拓馬

 ◇24年箱根駅伝往路

 1区篠原倖太朗

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス