坂本花織 SP今季世界最高で首位発進「ベストな演技ができた」
「フィギュアスケート・GPファイナル」(8日、北京)
女子SPは坂本花織(シスメックス)が今季世界最高の77・35点で首位に立った。ともに初出場の吉田陽菜(木下アカデミー)は4位、住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)は5位発進。
世界女王が初のタイトル獲得へ躍進した。坂本は3回転ルッツなど全てのジャンプを成功。貫禄の首位発進に「自分なりにベストな演技ができた。すごく満足」と笑った。
昨年大会はSPで首位発進しながらフリーで最下位の6位に沈み、総合5位。「去年はオリンピックの後で、『次何に向かって頑張ればいいんだろう』っていう期間だった。(今年は)明るい気持ちで挑めているので全然違う」。今季はGPシリーズ2連勝して挑むファイナル。心身ともに好調で、鬼門の大会に臨んだ。
主要国際大会で唯一手にしていないGPファイナルのメダル。「本当にここから勝負。自分に勝つしかない。頑張るぞ」と自身に喝を入れてフリーに挑む。





