卓球の張本智和、パリへ危機感 海外遠征から帰国し決意

 卓球男子の張本智和(智和企画)が6日、杭州アジア大会と世界ツアーの遠征を終えて羽田空港に帰国し「負けたことで危機感がさらに生まれた。(他の選手との)差を埋めなきゃいけない」と、来夏のパリ五輪への決意を口にした。

 杭州アジア大会は出場3種目全てで目標のメダルを逃した。直近の世界ツアーで台湾のエース、林イン儒に敗れ「もう少し体を絞って、もっと厳しい練習で足を速くしたい」と課題を口にした。

 パリ五輪シングルス代表を巡る国内選考ランキングで首位を独走し、代表入りは確実。25、26日の国内選考会は出場予定で「(ランク)1位を確定させるためにも出て、しっかり優勝したい」と意気込んだ。

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