島田麻央がV 3A着氷で2位に約27点差の圧勝 4回転転倒で「もっと練習する」西日本選手権
「フィギュアスケート・西日本選手権」(29日、ひろしんビッグウェーブ)
女子ジュニアのショートプログラム(SP)が行われ、昨季の世界ジュニア女王の島田麻央(14)=木下アカデミー=がフリー139・64点、合計212・85点で優勝した。2位の柴山歩(木下アカデミー)に27・67点も差をつけて圧勝した。
冒頭の大技・トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は1・28点の加点がつく出来栄えで成功。続く大技・4回転トーループは転倒したが、後のジャンプは全て降り、安定感を見せた。
演技後は「本番で2本(3回転半と4回転トーループ)決めるにはもう少し練習を増やした方がいいなと改めて実感した。もっと練習していく」と振り返った。
今後は11月の全日本ジュニア選手権、12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナル、全日本選手権が控える。昨季の全日本選手権では初出場ながら3位と大健闘した。2度目の舞台へ「去年はすごく緊張して悔しい思いをした。一杯お客さんがいると思うんですが、声援に応えられるような演技をしたい」と意気込んだ。
SP2位の柴山が合計185・18点で2位、SP4位の和田薫子(グランプリ東海クラブ)が合計184・88点で3位だった。





