川内優輝「大迫選手から初めて話しかけられたw」「今まで下に見られてた」ようやくライバルに?
15日に行われた24年パリ五輪マラソン代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)で、4位でゴールした川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が一夜明けた16日、TBS「ひるおび」に生出演。レースを振り返った。
スタートから35キロまで、独走状態だった川内。「半分くらいの選手は、雨で、風も強かったので、怖いな、と思ってたと思うんですよ。そういう経験している人少ないので。半分くらいは大迫選手だけマークしとけば、と(思っていたと思う)。川内は、どうせ設楽選手(※2019年のMGCで序盤から飛び出した設楽悠太)みたいに落ちていくんだろう、そういう、舐めてる感じはあったと思うんですよね」とにやり。
レース前は5キロ、10キロ、ハーフで追いつかれる展開を想定しており、35キロで先頭集団に追いつかれた時は「ようやく追いついたな」と思ったそうで、「私を追い抜いた後、ペースが落ちたのでラッキー、これならついていける、と。私を潰すつもりなら一気に(抜いたはず)。みんな『川内には追いついたから、あとはオレたちの勝負』みたいな」と余裕で振り返った。
レース後、大迫傑(ナイキ)に声をかけられる場面があったが、「普通に『お疲れ様です』みたいな会話だったんですけど。初めて大迫選手から話しかけられました」と嬉しそうに告白。「きっと彼の中では“川内もようやく俺と同じ、ライバルになったな”、そういう感じを受けましたね」とニヤリとし、「嬉しい?」と聞かれると、「…まぁ、ちょっと今まで下に見られていたみたいな部分があったので…はい」と饒舌に語っていた。



