青学大 大学駅伝初戦は完敗5位 大会新Vライバル駒大と3分37秒差に原晋監督は脱帽「駒沢が圧倒的に上だった」 言葉少な「敗者あまり語らず」

 「出雲駅伝」(9日、出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前=6区間45・1キロ)

 「大学三大駅伝」の初戦は、2年連続3冠を狙う駒大が2時間7分51秒の大会新記録で圧勝した。5年ぶり5度目の優勝を狙った青学大は3分37秒差の5位と完敗に終わった。

 1区で野村昭夢(3年)が7位と出遅れた青学大。2区の黒田朝日(2年)が駒大の佐藤圭太と並ぶ区間賞で2位に浮上したが、3区の佐藤一世(4年)は区間4位で4位に後退した。

 4区の山内健登(4年)が区間賞タイ記録で3位に浮上。しかし、5区1年生の鳥井健太(1年)は中盤から苦しい走りとなり、区間10位の走りで城西大に抜かれ、再び4位に後退。アンカーの鶴川正也(3年)は中盤で国学院大に抜かれ、順位を落とした。

 総距離は最も短くスピード勝負となる出雲駅伝で3分30秒以上の差をつけられて完敗。前日会見で原晋監督は「手応えは十分ございます」と話していたが、ライバルの速さをまざまざと見せつけられる結果となった。

 レース後、原監督は「1区の(先頭を引っ張った)アイビーリーグ選抜の流れに乗れなかった。乗れた駒沢さんの勝ち。駒沢さんの完勝ですね。一番ピークじゃないですか。圧倒的に上だった。後手に回ったらダメですね。合格点は黒田だけ」と振り返り、「敗者あまり語らずですから。勝ったところにいってください」と、言葉少なだった。

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