陸上 桐生祥秀アジア大会へ「100メートルはメダルに食い込みたい」 肉離れ再発も実戦復帰済み
陸上の日本代表選手団が19日、オンラインで行われたアジア大会(杭州、9月29日~)の結団式に出席した。男子100メートル元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)は100メートルと400メートルリレーに出場する。「100メートルはしっかりメダルに食い込みたい。4継は前回金メダルだったので、今回も金メダルを目指していきたい」と意気込みを語った。
5月に行われたセイコー・ゴールデンGPのレース中に左ハムストリングを肉離れし、6月の日本選手権を欠場した。その後に再度同箇所を肉離れしたことを明かし、完治には約1カ月半かかったという。
すでに練習を再開して1カ月が経過し、東海大で行われた記録会で実戦復帰済み。全日本実業団(22~24日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場)を経て、アジア大会に向かう予定だ。「あと1週間でスピード練習をどれだけしていくかが課題。日に日に練習を積み重ねてスピードも上がってきている。練習で速くなくても試合が速いことはあることなので、試合は自信を持っていきたい」と力を込めた。